私は今年37歳になる看護師(沙鹿 医学センター)です。晩婚のため、主人と結婚してから1年半、いつまでたっても妊娠できませんでした。そこで医療での手助けが必要になったのです。最初の頃はまず産婦人科に行き卵管造影を行いました。検査結果は正常でしたが妊娠できないままだったので、主人と相談して人工受精を試してみました。合計2回試しましたが共に失敗でした。こうして私はかなり挫折感を味わってしまいました。検査はみんな正常なのにどうして妊娠できないままなんだろう?私は年齢が高くなったのでもっと重苦しいプレッシャーが圧し掛かりました。友達に紹介されて、私は張宏吉主任の外来受付を済ませました。外来を受けてからようやく分かったのです。張先生は自然周期試験管内受精を中心に行うということを。一番速く一番直接的な方法こそ試験管内受精だと思いました。なら試してみてもいいんじゃないか、という感じで私の治療コースは始まったのです。
私の治療コースでは排卵誘発剤を合計4本注射しました。私はほとんど負担を感じず、薬物の副作用も少なかったです。私自身は看護師ですが、採卵をする時には期待と緊張が入り混じった気持ちでした。張先生は麻酔なしの採卵方法を行うので私はとても心配でした。採卵当日には看護士さんが鎮痛剤を注射してくれてから、私は頭がくらくらして診察椅子に横になりました。それに続く採卵過程では、張先生はいつも私を宥めて、今どんな動作をしているのか説明してくれました。やはり痛みはしましたが、その過程が終わったら緊張感が痛みの感覚より大きいと感じました。張先生は私にまず胎芽を凍結して、もう1回採取して一緒に移植することを提案されました。私は急いで移植・妊娠をしたかったのですが、先生は今回の心血注いで手に入れたものを凍結しようと提案されました。私は成功率を高めたかったので、この提案を聞き入れることにしました。2回目の採卵では、もう採卵の経験があったので、それがどんな感じなのか比較的分かりました。初回ほどは緊張しませんでした。張先生は分裂状態が一番良い4つの胎芽を選び、移植をして下さいました。移植当日には私はとても緊張しました。張先生と先生の医療チームはいつもかなり気を配っていただきました。移植前に技術者が私に胎芽のその時点での状況を説明し、自分の胎芽を見せていただきました。そのため私は自分の健康な胎芽が移植されてからおとなしく自分のお腹に宿ることを期待していました。張先生は経膣超音波を使って正確に胎芽を子宮腔の中心位置に導いて下さいました。ずば抜けた技術でした。そして看護士さんが私達に注意事項をいくつかお話しになりました。私は皆様がきめ細かいサービスで私達の状況を気にかけていると感じ、治療コース全体に安心感が生まれました。私達の妊娠を本当に心から手助けをしたいという先生に出会えたので、私は最後の期待をその方に託しました。
帰宅してからはずっと妊娠検査日が待ち遠しかったです。私は看護士からいただいた時間割に従って毎日注射と薬品使用を行いました。12日目になって、私はとうとうこらえ切れずに薬局に行って妊娠検査薬を買い、妊娠検査を行いました。出てきた結果は1.5本線でした。信じられませんでした。私はその半分の線はウソだとも思っていました。ですがその半分の線があったので、自分に「あきらめないで。赤ちゃんに希望を持って」と言い聞かせました。実際に妊娠検査日になって私はもう1回試したら、完全な2本線だったのです!!私と主人嬉しくて泣き出しそうでした。その場で私達はすぐに病院に行って血液検査を行いました。看護士さんが私に、「おめでとうございます。妊娠しましたよ!」とおっしゃってくれても、私にはやはり信じられませんでした。ここまでずっと苦労して、私はついに成功したのです!私の年齢も若くはありません。張先生のところで1回で妊娠できるととっくに知っていたら、私は時間を無駄にする人工授精をせず、直接自然周期療法のところに来れば、私の夢はかなっていたのです!私は本当には本当にめったに手に入らないこの幸福を大切にし、しょっちゅう自分にこれは夢ではないかと問いかけるのです。私はお母さんになるのですね!
それに続いて移植後初の再診で超音波写真を撮りました。張先生から「おめでとうございます。単胎児ですよ!」と言われました。私と主人の心にはあの感動が蘇ったのです。私達の赤ちゃんが私のお腹にいると、本当に確定したのですから。
その後、7週目の再診で鼓動を撮影しました。この感動は私には生涯忘れられない甘い思い出となりました。張主任の超音波機器から赤ちゃんの鼓動が伝わってきました。それを耳にし、私はもう堪えきれずに涙を流していました。本物で!素晴らしい!超音波の画像と赤ちゃんの力強い鼓動、素早いドンドンという波長を目にしました。私も主人もこれこそ2人が長く待ち焦がれた幸福だと思いました。これは私達の子供!私達の愛の結晶なのです!1つの小さな生命が私のお腹で少しずつ育まれています。これからの道は或いは苦しいのかもしれませんが、私はそれも愛が生み出した甘い負担だと思っています!私と主人は一層努力してお金を稼いでこの赤ちゃんを迎え入れたいと思います。
張先生の自然周期療法で私と一家は救われました。結婚してから今までひたすら待ち望んだのは1人の子供だけでした。それでも私が期待することでいつも私自身が失望していました。今回成功したことで、私は将来にも十分な自信を抱いています。比較してみると、中国医薬大学付設病院の設備と医療関係者が持つ専門性と親しさからうけたインパクトは忘れられません。それらには商業化された感じがしなかったのです。だからこそ私も友達からここに来るように紹介されたのだと思います。この成功談を通じて、私と同じ夢を持っている他の方々が、無事に夢をかなえられればと思います。